FX 資金管理とは
FXではレバレッジをかけたり、売買を繰り返すスタイルの投資をする方が多いため、資金管理を無視することでかなりの確率で損失の機械に遭遇しやすくなります。
逆に言えばちゃんと計算して資金管理ができるようになれば大きな損失を出す可能性も減り、利益の増加に繋がるのです。
ロスカットや爆損を防ぐためにも一度自分の資金と向き合って確実に設定していきましょう。
ステップ1
ルールを決める
ステップ2
損失限度額の設定
ステップ3
これらを絶対に守る
ステップ1
ルール決め
一度に複数のポジションを持たない
最初のうちは複数ポジションを監視することは難しいです。ポジションが多いと利確・損切りのタイミングを失って利益が出ていてもマイナスになってしまうことが多いです。自分の力量を正確に把握して一度にもてるポジション数を決めてトレードしていきましょう。
損切りの割合を決める
資金管理の一番大事な点とも言える損切り割合。FXで退場する人の多くはこれができていません。例え保有ポジションが下がってもこれを決めていないと「もしかしたら上がってくるかも」とお祈りになってしまい結果ロスカットになります。設定の仕方は後に詳しく書いてありますので必ず決めましょう。
最大ロット数を決めておく
感情の起伏でせっかく積み上げた資金をロットトレードで失ってしまったら元も子もありません。自分の欲に負けないように資金と相談して予めトレード時のロット数の上限を決めておきましょう。
目標金額に達したら出金する
コツコツとせっかく伸びてきた利益も出金するまでは幻のお金です。出金する癖がないと一度のミスで全てを溶かしますなんのために投資をしているかを今一度考えて「いくらまでいったら出金する」を決めておきましょう。
ステップ2
損失限度額の設定
最初に、一回のトレードでとれる損失の限度額を決めましょう。
これはリスクの許容額とも呼ばれるもので決め方としては総資金に対して2%前後を設定するのが一般的です。総資金が100万円であれば一回のトレードの損失限度額は2万円になります。
損失が2%であればある程度連敗が続いてもすぐに破産することはなくなり、十分に立て直せるチャンスがあるとい言えるでしょう。
期待できるリターンとの割合で破産確率は変化しますのでトレードスタイルによっては1〜3%に調整して限度額を計算してもよいでしょう。
1.損失額を計算する
例えば総資金が50万円の場合
50万×2%=10,000円
例えば負けて49万になった場合はその資金に2%をかけた金額が次の損失限度額になります。このように自分の現状資金に%を決めた額なので資金に応じて変化します。
2.利益確定と損切りポイントを決める
エントリーの際はエントリー前に利益確定と損切りのポイントを決めておきましょう。固定のpips数を決めている方はイイですがそれ以外はレートに合わせてエントリー前にポイントを決めておかないと欲により利確を逃したり、損切りができなくなったりします。
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